平素は京臨技活動に、ご参加・ご協力ありがとうございます。
さて、マスコミ報道等にありましたように京臨技元理事による京都保健衛生専門学校 臨床検査技師学科交友会における不祥事事案につきまして京臨技としても心を痛めているところであります。
今回の報道に伴い、会員より京臨技の運用資金には不正利用は無かったのかというお問い合わせをいただきました。この件につきまして会員の皆様にご報告させていただきます。
京臨技会計につきましては、毎年度総会にて報告している通り、適切な会計処理をしています。過去においても今回の当事者が京臨技会計から私的流用した事実は一切ありません。また会計処理の適正性の担保については、外部機関の公認会計士と契約をして、会計、資産等に関わる部分を細かく精査していただいており、監事による監査も受けています。
京臨技は一般社団法人であることから公益事業を担う団体であり臨床検査技師及び衛生検査技師の臨床検査の技術の向上を図ることが目的のひとつであります。研修会等においては、各研究班が趣向をこらし開催していただいており、まさに前述の臨床検査の技術の向上を図る目的のため活動いただいております。皆様もぜひいろいろな研修会などにご参加いただければと思います。
京臨技の収入については会費収入を主とし、広告収入、研修会参加費や日臨技委託金を含む雑収入など、概ね一千万円強の収入が年度毎に得ています。法人として収支バランスを考え、京都医学検査学会開催や医師会との共同精度管理調査、各研究班による研修会、会誌やニュースレター発行、HPリニューアルなどの広報活動など、会員本位を重視し執行していますことご理解いただけると幸いです。
なお、当事者は、2年前に京臨技役員を退任後一般会員でしたが、現在は退会届が提出され受理いたしましたことを、あわせてご報告いたします。
令和5年8月
一般社団法人京都府臨床検査技師会
会長 江口 光徳