以前、こちらのエッセイギャラリーに、我が家ではじめた作り置き料理について書かせてもらいました。今回も変わらずその続編で書かせていただきます。
前回の内容(2023年エッセイギャラリーにあります)を知らない方もおられると思いますので、簡単に説明しますと、作り置きは休日にまとめてやっています。買い物に行って、その週の平日の分を4人分、夜ごはんとお弁当のおかずになるくらいを作る。買い物をして、調理して、保存する。細かい手順は前回に書いているので省きますが、基本的な流れは今も変わっていません。
実際の作業の基本スタンスは、「とりあえず一回やってみる」です。
新しい料理も、安くて使えそうな食材を見つけたらチャレンジ。うまくいけばそれでよし、失敗しても次に活かせばよし。その繰り返しで、何を作ろうかと悩むことは、ほとんどなくなりました。
個人的な喜びどころは、調理器具まわりでしょうか。やはり作業に直結する部分ですからここは大きいですね。なかでも、懇願していたフライパンとピーラーを更新できたことが、うれしくてしかたありません。フライパンは焦げ付きにくく焼きムラなし、ピーラーは絶妙なフィット感となめらかな動き……使うたびに納得です。いただきものの圧力鍋や電動スライサーなども最高で、料理のバリエーションも作業効率もモチベーションも含めて、かなり押し上げてくれてます。
作業の話とは別に、作り置きを続ける中で、考え方が少し変わったところもあります。始めた頃は、正直もう少し感謝されるものかなと思っていました。ただ、自分のこれまでを振り返ってみても、家事を続けてくれている人に、その都度きちんと感謝していたかというと、そうでもなかった気がします。ああ、そういうものか、と。
作り置きは「続いている」というより、すっかり家事の一部になった、という感覚が一番しっくりきています。
ただ、作り置きをしている時間は、一人の時間でもあります。音楽や映画、たまには教材動画を横で流しながら、黙々と手を動かす。この時間については、周囲から特に何か言われることもなく、定期的にやってくる自分時間として、わりと好きに過ごせています。
作り置きは、続けるうちに特別なことではなく、家事の一つとして定着しました。
私が台所に立っている時間も、生活の流れの中に自然と組み込まれています。悪くはないですね。



