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2023年1月31日(火)

私の作り置き料理 京都市立病院 山田 雅

 突然ですが仕事と家事を両立することは大変ですよね。我が家はいまどき珍しくない共働き家庭です。妻と家事と育児を分担しているわけですが、1年ほど前からお互いの負担の減らすため作り置きを中心とした料理を始めました。できたての料理が美味しいのは間違いありませんが、毎日料理するのは負担でした。今回は私の作り置き料理ついて簡単に紹介させていただきます。 

 

 まずはお買い物からスタートです。買い物は食材の消費期限のこともあり調理当日にします。その日の夕食も含めて6日分を買います。当日に妻からお買い得情報が言い渡されますので献立を考えながら、大きめのエコバック2つを手にスーパーへ。初めのうちは高い時に買ってしまい怒られ(期待されてる証拠です)ましたが、いまは熱心な指導のおかげで価格や各店の特色について分かってきました。この得た力で店を回り食材や日用品をもりもりカゴに放り込んで移動も含めて1時間ぐらいで買い物を終わらせます。

 

 次はいよいよ調理です。品数は12~15品ぐらい作ります。ここで効率よく作るために大事なのが調理の順番です。先に野菜を切りまくって、後半に生肉を処理します。ポイントは複数の料理を並行して調理することと、洗い物を少なくすることですね。我が家のコンロは3つ口なので奥で煮る、手前2つで炒める・揚げるって感じです。調理器具は清潔かつ料理の系統が近いなら連続して使って洗う回数を減らします。始めは5時間ぐらいかかりましたが、今はその半分ぐらいで調理します。本当は煮込んでる鍋をずっーと眺めていたいんですが今はやめてます。

 最後にとても大事な保存です。衛生面には細心の注意を払い、保存のきかない食材・調理法は避けて、保存する容器も清潔なもの準備します。保存方法も食べるまでの期間によって冷蔵・半冷凍・冷凍として、献立によっては更に小分けにします。これで作り置きは完了です。私の場合は夕食時ほぼ不在のため、味の評価やこどもの箸の進み具合を後で聞いて、今後の献立の参考にします。

 

 なんとなく始めた作り置きでしたが、工夫しているうちに費やす時間が短縮され作れる料理も増えてきていい感じに勘違いしてきました。基本的な調理器具は目立たないように少しずつ自分好みのものに変えました。最近では、フードスライサー、圧力鍋、低温調理器具、燻製機などが欲しいです(却下されてます)。 

 

 作り置きは時間的な効率だけではなく、少しずつ小分けにすることで毎日の品数も増えバランスのとれた食事ができます。また、昼のお弁当のおかずも大半賄うこともできます。買い物から調理まで考えるのも意外と楽しいので皆さんも一度試してみてはどうでしょうか。存在感もアップしますよ(笑)

 

おススメの作り置き料理【ピーマン雑魚】

簡単に調理できて栄養価も高く、こどもにも好評な我が家の定番 調理方法:先に切ったピーマンを胡麻油で炒めて、鰹節、胡麻、雑魚、醤油、みりんを加えて水気がなくなるまで炒めれば完成!

 

テンションが上がります。