ライブラリー

2022年8月29日(月)

どんな色が好き? 京都橘大学 藤原麻有 

「どんな色が好き?」「緑色が好き!」

 幼いころ、子ども番組でよく聞いた曲。風景画を描くのが趣味だった祖父の絵の具は、緑がすぐになくなっていたのを思い出します。そんな祖父の影響で、絵に興味をもつようになりました。もちろん観る方です。

 

 ピカソ、フェルメール、ルノワール….ここ2年、新型コロナウイルスの影響で中止になることもあった美術展、今年は関西でも多く開催されています。先日は、神戸で開催されている特別展「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」行ってきました。 

 はっと目を惹く壮大な滝の絵から始まり、まだ一部色が塗られていない未完成の絵、こんなに小さかったの!?と驚くようなサイズの絵、ルーペが必要なくらい細かく描かれた兵隊の列、閉館したら動き出していそうな鮮やかな人物画….美術展は堅苦しいイメージもありますが、描かれた背景に「どこかに出かけたい!」、「可愛い我が子を見て!」、「怠けずしっかり働くんだ!」、「勉強難しい!」….なんて、人間味溢れる作家の想いがあったと知ると、「分かるわ~」と勝手に親近感がうまれ、和みました。

 そして絵を観た後は、記念にポストカードを購入するのも楽しみのひとつです。ほとんどが人物画だった今回の特別展で惹かれたのは、結局、緑の多い風景画でした。

特別展「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」

 京都では、前から行きたかった場所を訪ねてみました。「京都府立陶板名画の庭」。美術展は開催期間が限られていますが、時期を問わず陶板画と建築を一緒に鑑賞できる場所がこんなに近くにあったなんて。写真を撮ったり、座って眺めたり、色んな楽しみ方がある中で、私も大好きな「糸杉と星の道」をゆっくり観て楽しむことができました。

京都府立陶板名画の庭

 次はどんな出会いがあるだろう、楽しみです。

 

 「どんな色が好き?」

 

 ふと気になって自分の色鉛筆を開けて見てみると、一番なくなっていたのは、「ピンク」。その次は「紫」……..臨床検査技師らしいな。学生時代、たくさん描いた標本スケッチが懐かしく思い出されました。